9/11〜9/12 林業体験ツアー in 石川県 白峰
2018年 10月 07日
今回は石川県白峰で林業体験ツアーに参加してきました。少し前の話になりますが...
日程 : 9月11日~12日
メンバー : 阿部 (農5) 、 平井 (文4) 、 丸山 (農3) 、 山田(工1)
初日は昼頃に現地に到着したのち、座学で白峰の林業について教えていただいた後、林道を車で登って作業現場へ移動し、測量や選木、検寸体験、伐倒のデモンストレーションを見学させていただきました。林業となると何十年というスパンで木を育てて行くことになるので、木を植えるときの木材需要と伐採できるほど大きくなった時の木材需要の差を意識して経営していかなければいけないということ。森にも“老いる”という考え方があって一見木が十分生えていて地盤が丈夫そうに見える斜面でも、若い木が少なく、樹齢60年といった木が多くなってしまうと根の踏ん張りがきかなくなってしまい土砂崩れの危険性が固まってしまうこと。伐倒した木の体積を出すときの計算式が円柱の体積を出す計算式ではなく、角柱を出すときの計算式を利用することなどが個人的に特に印象に残りました。
夜は地元の方々とBBQをさせていただきました。地元でとれた食材を使ったBBQはとても美味でした。雰囲気もとてもよく、地元の方から普段は聞けないお話をたくさん聞かせていただくことができました。
2日目は重要伝統的建造物群保存地区にも登録されている村のまちなみを案内していただき、白峰のまちづくりについても座学を受け、地元の名産品であるとち餅づくりの体験をさせていただき、ワークショップを行い終了という流れでした。
統一感あるまちなみでした。自分としては屋号が残っていたのが印象的でした。
今回は林業体験ツアーという名目だったのですが、農泊ならぬ林泊の一環だったので林業のことのみならず、白峰という地域やそこに住む人々についても知ることができたのでとても有意義でした。といっても白峰にはまだまだ発見できていない魅力もあるはずなので、個人的にもまた訪れてみたいと思いました。白峰の方々、先輩方、何から何までありがとうございました。