北部祭準備~村上さん編~
2009年 11月 24日
遅くなりましたが、桂の村上さん訪問を報告します。
まず、村上さん訪問までの経緯をご説明します。
北部祭に今年も出店しようということで、今年の夏合宿で長野県伊那市の市ノ羽さんに五平餅のつくりかたを教えていただきました。五平餅につかう竹の棒は、普通売っていないので、割り箸で代用しようと思っていました。
しかし、竹の環プロジェクトの際、村上さんが「竹の使い途ないかなー」とおっしゃっていたところから、村上さんの竹をいただいて作ってしまおうと思い立ったのです。
もちろん割り箸を使えば、なんの労力もいりません。
でも、市ノ羽さんに教えてもらった五平餅を村上さんの竹を使ってつくるなんて素敵!!
それに、農交ネットの出店であるからには環境負荷のことも考えたい。
そんな思いで、村上さんを訪問しました。
日時:11月14日(土)
参加者:鶴田・眞鍋・くろせ
訪問先:村上さんのお宅
午前中から訪問する予定でしたが、あいにくの雨のため、午後からに変更。
私の寝坊のせいで、なべりんは朝っぱらから一人で嵐山散策をするはめに・・。ごめんね。
村上さん家への道順を覚えていなかった幹事が、村上さんに助けを求めたりした後、なんとかお宅に到着。
150センチほどに切りそろえられた竹が、村上さんのお宅には20本ほどありました。
冬の間に加工をして、作物にビニールをかけたりするときの「弓」に使っていらっしゃいます。
この竹をまずは25センチずつに、のこぎりで6分割しました。
そして、竹用の道具を使って、今度は円周を5分割。
これ結構難しいです。
そしてここからは、ナタを使って、さらに円周を4分割したうえに、厚みを半分にしました。
やり始めると、かなり手間がかかることに気づいて、1日で終わる気がしませんでした。
ここらへんでは、もはや職人。
さらに鶴ちゃんは、善哉に竹コップを使おうと、一人竹をノコギリで切り続けてくれました。
そのタフさには村上さんも感嘆しておられました。
村上さんと談笑するふたり。作業は終始和やかでした。
作業は文字通り日が暮れるまで・・。
竹コップ20こ程と、五平餅用の竹は200本程作ったと思われます。
しかし、そのままではナタで割った表面がささくれ立って危ないので、後日ネッターが入れ替わり立ち替わり、紙ヤスリで一本一本地道に削って仕上げました。
初めは軽い気持ちで思いついたのですが、やってみると想像以上に手間がかかった今回の竹作業。快く竹をくださった村上さんと、惜しみない協力をしてくれたネッターのみなさんに心から感謝します。
村上さんの竹が大活躍する北部祭の様子は、後日報告いたします
もうしばらくお待ちください~
くろせ