2/5(日) 田鶴さん訪問
2011年 02月 08日
その甲斐あってなのか(?)いろいろなことを体験することができました!
参加者:香川,滝澤,藤野,黒瀬,竹内,小池,高井,田中,向井ま,荻原
~大根・ほうれん草・水菜の種まき~
〇大根
予めマルチにこぶし一個分くらいの穴があけられていたので、一つの穴につき3粒ずつくらい
赤い大根の種を、適度な間隔をあけながら、蒔いていきました。
それから、種が十分に覆いかぶさるように、パラパラと乾いた土をかけていきました。
どうして3粒ずつ蒔くのかというと、芽が出て、成長した後、間引きを行って、
元気なもの一つに絞るためだそうです。
〇ほうれん草・水菜
マルチとか何もかかっていない普通の畑に、三角鎌でスーと直線を引くような感覚で、深さ
5センチくらいの谷を作っていき、そこに密にならないようにパラパラと種を蒔いていきました。
ほうれん草の種は色が付いているので、一目でわかるんですけど・・・、
水菜の種はまさかの・・・土と同じ色。
どこまで蒔いたのか忘れないよう、慎重に蒔いていきました!
蒔き終わったら、そっと周りの土をかぶせ、たっぷりの水をやりました。
細長い棒を、まるで虹をかけるかようにカーブさせながら、さしていって骨組みを作り、
その上からビニールを覆っていきました。しかし、ビニールの長さが中途半端でひと苦労・・・。
2つのビニールをつなぎ合わせたり、途中で区切ったりして、なんとか覆うことができました!
さらにその上から、さっきと同じ要領で細い棒をさしていき、ビニールを固定していきました。
田鶴さんのご好意で、今回蒔いた大根等は収穫できたら農交ネットに頂けるそうです。
収穫が待ち遠しいです!←まだやることはたくさんあるぞ~
~きゅうりの接ぎ木~
接ぎ木ってなあに~?
接ぎ木はあまり病気等に強くない野菜を、病気に強い野菜の力を借りて、強くすることです!
二つの野菜の茎それぞれに、逆向きに切り込みを入れて、つなぎ合わせることによって、
上半分は作りたい野菜、下半分は病気等に強い野菜にしていきます。
今回は下のように上半分はきゅうり、下半分は病気に強いかぼちゃにしていきました。
具体的にはどうやったかというと、
まず、カミソリの刃みたいなやつで、かぼちゃの芽と双葉の片方を落としていきました。
かぼちゃがもうこれ以上成長しないようにするためです。
これは特に難なくすることができました。
ここからが本番!かぼちゃ、きゅうりの茎にそれぞれ逆向きに切り込みを
入れていくんですけど・・・、この力加減がホント難しいんです!
薄~く、長~く切り込みを入れてなければ!と「頭では」わかっているんですけど・・・
手が思うように動いてくれません。だもんで、いくつか苗をダメにしてしまいました・・・
ごめんなさい、田鶴さん・・・。
↑でも、黒瀬さんはこれがホントに上手いんです!
黒瀬さんのことを
二つの苗の切り込み部分がうまく、くっつくように慎重に慎重につなぎ合わせていきました。
このとき、なるべく同じような大きさの苗同士をつなげていきました。
最後にプラスチックのピンでつなぎ目部分を固定して、やっと完成!
これも見た目は簡単そうに見えますけど、ピンをつけようと指を動かした瞬間、
つなぎ目がズレたり・・・と、けっこう神経を使うものなんです。
きゅうりの他に接ぎ木を行う野菜としては、なすびとかトマトががあるそうです。
しかし、なすびやトマトの場合は気温や湿度の調節が難しく、
特にトマトの場合は湿度をかなり上げてあげなければならないみたいです。
やけん、田鶴さんのとこではこれらの野菜は、接ぎ木の済んだ苗から育てているそうです。
この他にも前回やった藁まきとか、風ではがれたマルチの付け直しとか、
苗の移し替えとか、土の配合の見学とか、等・・・をやらせてもらったんですけど、
もう結構長くなってしまいましたね・・・。
じゃけ、今回はここらへんで~ノシ
(おぎわら)
P.S. 帰りにイチゴのビニールハウスをのぞかせてもらったら、ほんわかと
イチゴのあま~い香りが漂ってきました!
僕らのイチゴもああなってくれるのかな~
本当に春が待ち遠しいです!