農業交流ネットワークの日々の活動内容について綴っていきます。


by noko-n

秋山さん訪問 ~梨の袋かけ編~

鳥取県八頭町で,瑞々しい味が特徴の二十世紀梨や,近畿ではあまり見られないロケット型の西条柿を作っている秋山さんのところに,またもや野郎4人組で行ってきました。

活動日時:7月1日(金)~3日(日)
参加者:原田(農2),元木(農1),伊藤(理1),荻原(エ2)
報告者:荻原

◎一日目◎
5限を自主休講して18時過ぎに京都駅を出発。
何時間も遅れたGWの時は何だったのか・・・?今回は到着予定10分前に到着!!
ここ数日,自然サウナ状態の京都よりかは,少し穏やかな天気。
夕食(夜食?)に頂いた,おでんも自然と口に運ばれていきました。
(もちろん美味しいからでもある)

◎二日目◎
この日は朝5時起きで,早朝から梨の袋かけ!の予定でしたが・・・
目が覚めると外は生憎の雨・・・。水滴があると,袋かけはできないのです。
というわけで,「防風林の枝切り」をやることになりました。

西条柿の木を囲むように,防風林が植えてあるんですけど,この防風林の内側の枝をひたすら,のこぎりで,ギコッギコッと切っていきました。
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これは枝が伸びすぎると肝心の柿の生育の障害になるからです。
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↑西条柿の実。花形みたいで可愛い~♪

「8時に迎えに来るからそれまでに全部やっといてくれ~」
お父さん,本当に人を使うのが上手です!

この作業の後頂いた朝ご飯が,途轍もなく美味しかったのは言うまでもない。

朝食を食べ終わる頃になると,幸運にも雲の合間から,おてんとさんがニッコリ!^^
なんとか袋かけができそうです!

次は,梨園に移動して待ちに待った「梨の袋かけ」!
摘果を行った時にはあんなに小っちゃかった実も,少し大きくなってました!
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袋かけする袋が,こちら!! 1枚当たり1円80銭程だそうです。
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袋かけの手順はというと・・・,
①袋をのり付き部分を自分の方に向けて片方の手に持ち,袋の口をあけるように擦りなが
 ら,もう片方の手で一枚を取り外す。
②袋の対角線が,梨の軸と一致するように袋をカサッと,斜めに被せていく。
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③のりの付いた部分をピンッと貼って,折り曲げてのりの付いた同士をくっつける。
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理論的にはメチャメチャ簡単に聞こえるかもしれんけど・・・,
実際にやってみると意外に難しい・・・。
軸が長くて,実が下斜め45°位傾いたやつは,確かに付け易かったけど,
軸がどっかの誰かさんの首のように短かったり,実が誰かさんの心の中のようにそっぽを向いてたりしててね♪(笑)

お父さん:「目標は30分で100枚!」
僕の心中:「100枚/30分=20秒/1枚!!⇒こんなの楽勝過ぎww!!」
ってな感じだったけど,実際はまさかの「100枚届かず/1時間」・・・。
違う意味で笑えてきた・・・。まるで誰かさんの受験勉強予定をみているようだ!
みんな!,僕ん方見ないでーー ( ̄□ ̄;)!!

とはいっても,数時間もやれば速度も上がるもの⇗!!
だんだんいい調子になってきた♪って時に「お昼にするぞー」との一言。
これはよくあること・・・。

お昼に美味しい中華めんを頂いた後,袋かけ再開。午前とは明らかにペースが違います!
倍速くらいにはなったかな~。お前ら遅いぞ~と言わんばかりの得意顔で袋かけ前の手入れをやっていたお父さんの,目の色がガラリと変わりました(笑)
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そんなこんなで,作業の律速段階が「僕たち⇒お父さん」と遷移していったので,別の梨園に移動して,袋かけを行いました。
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↑作業の様子。今度は袋の色が白に変わりました。

あっ,くだらないことばっか言ってて,重要なことをことを忘れていた・・・。
「袋かけをする意味とは?」
①虫食い防止
やはり,第一の目的はこれであろう。大きくなっても,虫に食われてしまっては元も子もない。袋には虫除けの薬が塗ってあるらしい。
②きめ細かくする
実に日光が当たると,糖度は増す一方,キメの細かさや瑞々しさは失われてしまうそうです。
とりわけキメの細かさや瑞々しさを売りにしている,人間界のナース(日の当たらない所で働いているから)的な存在の二十世紀梨にとって,日光はお肌の天敵なのです。そのために,袋をかけて,日射量を調整しているそうです。聞くところによると,かつて適度に日光を当てて,甘さと瑞々しさ2つを中途半端に兼ね備えた「陽水」(だったかな?)という品種を流行らそうという動きが,あったそうですが,結局収束してしまったそうです。欲張るといいことないですね~。
(さえこさん談)

「ってかさ~,今思ったんだけど,袋,小っちゃ過ぎね~」(某T風)
「それはいい質問ですね~。袋かけは1回ではなく実は2回行われるんです。小さい袋のままだけだと,実が大きくなると,袋がビリッと破れてしまうんですね。そうなってしまう前に,大きいサイズの袋を小さい袋の上から,被せていくんですね。まるで,ロシアのおもちゃのマトリョーシカのようですね。」(池上解説風)

この日の夕食は前回も一緒に作らせていただいた水餃子
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市販のと違って,皮に甘みがっておいしい!!

夕食後は,さとしくんと,まさるくんと一緒にお散歩♪
抗体ができたのか,成長したのかよくわからんけど,前よりかは騒がしくなかったな~。
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秋山さんの家の近くには,澄んだきれいな川があるんですけど,そこには,今の時期なのにもかかわらず,たくさんの蛍!
きらきら空に輝く星☆と,ほのかに光る蛍が織りなす世界は,神秘的過ぎる~(^o^)
こういう時に限ってデジカメは使いものにならないんですね~
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ミヤマクワガタget!! この時思わず僕の心は少年になっていた。

◎3日目◎
この日も朝5時起き。
この日の朝の作業は「みきり」(実きりと見切りの掛詞)
商品にならない実に見切りをつけて,その実をはさみで切り落としていきました。
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商品になるのか,ならないのかの識別は聞くのを忘れてしまいました・・・。

朝食の後は,袋かけの続きと,かけ残しがないかのcheck。ちらほら,かけ残しが見つかったな・・・。まーしゃーない,しゃーない。このころになって気づいたけど,枝わかれが多いと,実との出会いが多い。しーん。座布団全部取られた・・・。

昼ご飯は「炊込みご飯」。人参,椎茸,鶏肉,ネギ,竹輪,・・・!?て10種類ぐらい入ってたな。自分は普段ご飯ものを滅多におかわりしないけど,この美味さには負けた。
箱木さんの「梅鶏」もうまいけど,秋山さんの「炊込みごはん」もマジ美味かった!!!
(やべー。グルメブログになってきてる・・・)

帰りの時間までラストの袋かけ。この頃になると袋かけのスピードがバリ速くなってきた~。地元の名人は1日に2500袋位かけるらしいけど,自分たちもその半分ぐらいならできそうだな~。

今回もまた非常に充実した週末を過ごすことができました。
それだけでなく,たくさんのお土産(夏野菜,そしてカブトムシ!)ありがとうございます!!
9月前半の梨の収穫時期もまたお手伝いに伺いたいです♪
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Commented by ながい at 2011-07-09 18:19 x
今さらだけど…(笑)
君たちの訪問後、秋山さんからメールきたよ。
荻原&原田は名コンビだって(笑)
by noko-n | 2011-07-04 22:30 | 日本全国の農家さん | Comments(1)