農業交流ネットワークの日々の活動内容について綴っていきます。


by noko-n

カテゴリ:雑記( 52 )

プチソーラー

2013/5/6日経産業新聞で、農地での「プチソーラー」事業の記事が出ていました。

農地で育つか「プチソーラー」 エネルギーを地産地消

 「農林水産省が3月31日付で、農地に太陽光発電施設を設置するための運用方針を示した。支柱を立ててその上にパネルを取り付ける方式で、支柱の基礎部分を農地の一時転用許可の対象とした。転用期間は3年間で、問題がなければ更新できる。

 (1)支柱が簡易な構造で容易に撤去できる、(2)支柱(で区切ったエリア)の面積が必要最小限で適正、(3)パネル下部での営農の継続が確実で農作物生育に適した日射量を保つ、(4)農機を効率的に利用できる空間を確保――などを定め、年に1回の報告を義務付け、農産物生産に支障が出ていないことをチェックすることを転用条件とした。

(中略)農水省は農業生産の継続を最重要視しており、農地における太陽光発電を制限してきたが、ここにきてようやく方針を転換した格好だ。(略)」


耕作放棄地に太陽光パネルを敷き詰めるという案は聞いたことがありますが、
農地として使用しながらの太陽光発電が可能になったんですね。
記事中の写真には、太陽光パネルの下部でシイタケを育てたりしています。
他にどんな作物が育てられるのか気になります。
ただ写真を見ると、確かに「支柱が簡易な構造」なので、下部の空間が確保できる反面、
台風がよく来る地域では吹き飛ばされそうな気もします。例のように京都なら合っているかも。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
先日、久々に田鶴さんの畑に行きました。
「実際の農業のことを少しでも知った学生が社会に出ていくことで、日本の農業を元気にしたい」と、田鶴さんは常々おっしゃっています。
このまま社会に出て、「私は農作業のお手伝いをしていたから農業のことを知っている」と言えるのか。
今更ながら疑問に思い、反省する今日この頃です。
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by noko-n | 2013-05-12 14:22 | 雑記 | Comments(0)

農林漁業学園参加!

農業交流ネットワークは、11月3日、4日の週末に、東京・丸の内で開かれたジャパンフードフェスタおよび農林漁業学園に参加してまいりました!!(^O^)/

今年初めての試みということで、農交ネットとしても初の参加! 3人で参加しました。このイベントは、農林水産省主催、東京の「いろり」という学生サークルが主体となって企画されており、北は北海道、南は熊本まで、全国各地の「農」にアツい気持ちを持つ学生たちが集います。

残念ながら私たちは、自前の農産物・販売品を持っていくことが叶わなかったので、「ボランティアスタッフ」の形で参加させていただきました。
具体的な仕事内容としては、キッチンカーでの調理補助や、各県の特産農産物の販売補助などなど。丸の内は思っていたよりも寒かったですが、とっても楽しめました! 写真がないのが残念です。

また、夜には、合宿形式で参加学生間での交流会!!
様々な大学の、様々な領域に興味を持つ多様な学生たちと、アツい議論を交わせたこと、そして人とのツナガリができたことはとても良い経験でした。
農交ネットは現在、うちのサークルのみで活動することが多いのですが、ほかのサークルとの交流や共同での活動の輪が広がればもっと楽しいかなと思いました。

相変わらず写真がないのが残念です!!(ToT)/~~~
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by noko-n | 2012-11-15 10:29 | 雑記 | Comments(2)

農交ネットカボチャ

いつかの田鶴さん訪問で「農交ネット」と書いたカボチャを収穫しました.

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まななん製

まななんらしくおしとやかに文字が浮き上がっています.

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たくぼ製

たくぼらしくやんちゃな感じに文字が浮き上がっています.

どちらも書いた人の性格が出ていてオモシロイですね(笑)





以上です.
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by noko-n | 2012-08-09 20:51 | 雑記 | Comments(0)

青森・木村秋則さん訪問

こんにちは。
夏もそろそろ終わりに近づいてきてしまいましたね。
なんだかとっても寂しいT田です。

9月13日に「弘前大学シニアサマーカレッジ」という企画に参加し、
木村秋則さんのリンゴ畑を見学してきました。 ↓弘前大学
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木村秋則さんとは、リンゴの自然栽培を成功させ、一躍有名になった青森県のリンゴ農家です。

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木村さんの畑をフィールドにして自然栽培の研究をしている弘前大学の杉山教授によると、
農業は大きくわけると3つに分けらるそうです。
①慣行栽培…化学肥料、合成農薬使用
②有機栽培…有機質肥料、自然物由来農薬
③自然栽培…マメ科植物による窒素固定、わらの自然分解、殺菌性のものは使わない

さらに、
①②は人間が自然を制御しようとしていているのに対して、
③の自然栽培は自然を活かそうとしている、
という思想の点で①②と③の間には大きな隔たりがあるということです。

木村さんは
「無農薬、無肥料でリンゴを育てるなんて正気の沙汰ではない。虫に食われるし、実がなるわけがない!!!!!」
と言われつつも、11年間のリンゴの実が一つもならない時期を乗り越え、自然栽培を成功させました。こういった経過もあり、木村さんのリンゴは「奇跡のりんご」と呼ばれたりします。
僕らに身近なところでは飯尾醸造さんが木村さんのリンゴを用いたリンゴ酢を作っていますよね!

まぁ、詳しくは木村さんの著作物を読んでいただくとして、畑の様子を写真で紹介したいと思います。
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↑リンゴの実にかかっている袋はなんとか病を防ぐためだそうで…

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自然栽培でも草刈りはするよう。場所によって草の様子が異なるのは、草刈りが終わっているかどうかということらしいです。どんな草が生えているかはちょっとわかりませんが…マメ科植物も含まれているのでしょうか?
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しっかりと実っています。
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木村さんの話@畑
・始めは(上の写真で)手に持っている小さな方ぐらいのリンゴしかならなかったが、だんだんと大きなリンゴが実るようになってきた。
・木村さんが指導している石川県の羽咋市が国内初の「世界農業遺産」に登録された。
→参考HP:http://jagreensanchoku.blog99.fc2.com/blog-entry-57.html
・その際、自然栽培が“Natural farming-A.K-Method” とされた。(A.K.は木村秋則のイニシャル)
・地元弘前で自然栽培が広がらないのが残念。

などというお話しでした。

↓木村さんの話@ホール
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ここでは、自然栽培の植物の良さについて、簡単なデータ付きで紹介していただきました。
・病気にかかりにくい。(かかったとしても重症にならない)
・収穫物が慣行農業、有機農業と比較して腐りにくい。
・生物多様性が高く、農地の生態系のバランスが取れている。
・盛岡市のリンゴ試験場で自然農法のテストを行っている。現在3年目で、木村さんの言うとおりに進んでいる。再現性がありそう。

↓木村さんの話@講義室
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ここでは、自然栽培の野菜作りについて具体的なレクチャーがありました。
農家の方が多いのか、みんな熱心に聞いていました。


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↑講演会に来ていた若者と木村さん&杉山教授


「腐りにくい」と宣伝しているわりに具体的なデータがなかったり、
病気に強い理由の解明がまだまだ進んでなかったり、
研究が進んでいることを期待していたので少し不満が残りました。

しかし、実際に木村さんの畑を訪れ、木村さんの地声を聞き、リンゴの実を実際に見れた、というは大きな収穫でした。(雨でじっくりは見れませんでしたが…)

木村さんは見た目通りの声で安心しました(笑)

今回のツアーはとても盛況で、個人的に木村さんとお話をする時間はほとんどありませんでした。個人的な訪問は受け付けていない、ということで作業を通して自然栽培を感じることができないのが残念です。木村さんに限定せず、自然栽培の方を一度は訪れて作業させていただきたいなぁ、と思っています。




※弘前の農家目線からみた木村さん
木村さんの講演を聞いた後、弘前のリンゴ農家の娘(弘大生3回)と話す機会がありました。
単刀直入に「木村さんの栽培をどう思う?」と聞いたら渋い顔をして
「学問的には面白いだろうけど…、私は好きではない。」と答えてくれました。
無農薬で栽培なんかしたら下草がぼうぼうに生え、虫のたまり場になる。そうしたら自分の家のリンゴがやられるだけではなく、そこから飛び発って周りの農家に迷惑をかける、というのが大きな理由です。
それに加え、「自然栽培のリンゴが良い」という風潮が生まれたら、慣行農業のリンゴの価値が相対的に下がってしまう。
「慣行農業のリンゴが悪いはずがないのに、なぜ下に見られなきゃいけないのか?」という思いもあるようです。


↓慣行農業のリンゴ畑 
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自然栽培と比較すると下草の少なさがわかる。道の向かい側は隣の農地。自分の農業が周りへ影響することは十分考えられる。
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by noko-n | 2011-09-21 00:37 | 雑記 | Comments(2)
日程:3月16~19日
メンバー:永井+高知大生3人

遅くなりましたが、ふるさとインターンシップ(簡単にいえば地域密着型インターンシップ)の“しまんと発!「四万十栗」と「いなかビジネス」で地域再生!”というプロジェクトで、高知県四万十市西土佐地区に行ったときのことの報告です。僕以外のインターン生は3人いて、その3人ともが高知大学の学生だったのでアウェー感満載でした。とはいってもすぐ打ち解けましたけどね。

初めに訪問先の四万十市西土佐地区の基礎知識を少しだけ。四万十川の中流域に位置し、山に囲まれていて開けた平地はほとんどなく、集落や農地は四万十川に沿った平地か緩やかな斜面に立地しています。和歌山県の熊野川流域とよく似ていました。
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上の写真の中央にある橋は沈下橋といって、四万十川でよく見かける橋です。これがなかなか面白いんですよ。四万十川には多くの支流があるため、雨が降るとその支流から大量の水が流れ込み、とても氾濫しやすくなっています。水位が上昇し流木などが流れてくると、吊り橋が架けられていたら、ワイヤーなどに流木が引っ掛かり簡単に壊れてしまいます。それで、洪水が起きても壊れないように作られた橋がこの沈下橋です。沈下橋は、シンプルに柱と道だけで作られているため、流木などによって壊されることはありません。文字通り洪水すると沈みます。近くで見るとこんな感じです。
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あと印象に残ったのは夜空がきれいだったことです。実は西土佐地区は環境省指定の星空の街なのです。最近、京都から田舎に出ると星の数の違いに圧倒されます。時間があれば今度スターウォッチングでもしたいものです。すみません。話がそれました。それでは本題に入ります。

西土佐は、20年前は栗の生産量は年間350tだったけれど、安価な中国産の栗(天津甘栗など)の登場・他の作物と比較して安価(ex.ゆず←馬路村でブランド化成功)・後継者不足・獣害・自然災害などの原因により、現在は年間35tまで減少しました。そこで現在、四万十栗を再生しようと商工会や地域の企業、農家などが一丸となって力を入れています。僕は西土佐の栗について学び、商工会や企業の方々と共に、栗産業の抱える問題点をどのように解決していくかワークショップをして考えてきました。
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行政や商工会、企業、農家の方々の中に部外者として入って交流してくるというのは、いつものサークル活動とは一味違う面白さがありました。栗の関係者だけでなく、青年団とも交流してきました。青年団というのは地域の将来を担っていく若者たち(20~35歳ぐらい)の集まりで、地域のイベントや成人式などの運営をしています。青年団の方は2,30人ほどいて、みんなパワーがあり西土佐はこれから元気になっていくに違いないという印象を受けました。また、今年の4月から休校になった小学校(全校8人)を訪問し、青年団よりもっと若い世代とも交流してきました。というか遊んできました。インターン生で唯一メガネかけていたから「メガネ」と呼ばれ、見事に8人の標的に選ばれ大変な思いをしました。楽しかったからいいんですけどね。少子化による学ぶ場の減少をリアルに感じた小学校訪問でした。
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最終日は焼き栗を作って販売しました。
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ただの焼き栗なのに甘栗並の甘みがあって美味しかったです。北部祭で四万十栗の焼き栗やろうかな。

ふるさとインターンシップの関係者と、黒瀬さん御一家を含めヒッチハイクで乗せてくれた皆様ありがとうございました。
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↑おまけ。食べかけですみません(笑)
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by noko-n | 2011-04-14 13:22 | 雑記 | Comments(1)

NPO共育学舎訪問

日程:2月26,27日
場所:旧敷屋小学校(和歌山県新宮市熊野川町)
参加者:黒瀬,永井,荻原
報告者:荻原

京大農学部には,カナダの大学と隔年で留学生を送りあう,交換留学プログラムがあります。
今年はカナダ→京大,来年は京大→カナダ,再来年はカナダ→京大という感じです。
この再来年の企画案を学生に募っていたので,我らが農交ネットも案を出すことにしました。

そこで真っ先に候補に挙がったのは「共育学舎」。
共育学舎は,休耕田が増加し、食を生産する場が減少している現実に問題意識を持ち、H14年に廃校になった敷屋小学校の校舎で、失われつつある食糧生産の場と学ぶ場を活かし、それを伝える活動をしているNPO法人です。
去年の5月頃に共育学舎を訪れた永井さん他は,ここで行われている日本の伝統的な田植えの方法に大変感銘を受けたそうです!
その事前調査という名目で,電車とバスを乗り継ぎ,京都から約6時間かけてはるばる新宮まで行ってきました。
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↑新宮駅~共育学舎間のバスからの眺め
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↑共育学舎の外観

事前調査って言われて何をやったかというと・・・
自分の感覚的には,全体を10とすると,6は会話,1は農作業の手伝い,1は校舎見学,
そして残りの2は子どもたちとの遊びという感じでした。

まず、会話に関して。
共育学舎代表の三枝さんは,様々なお話をしてくださいましたが,
その中で自分が一番心に残ったのは,「共育」について。
共育学舎では基本的に宿泊費や食費がタダなんですけど,そのワケが深いんです!
人と人との間に「お金」という媒体が入ってしまうと,どこか気を使ってしまい,
本心でのコミュニケーションが不可能になってしまう。
お金を媒介としない意思伝達をすることによって初めて,心の底からの思いを相手に伝えることでき,それにより自分も相手も共に育つことができる,すなわち「共育」できるわけであると。

このお金を媒介としないというポリシーは,我らが農業交流ネットワークと共通するところがあり,上手く言葉に表現することができない深い何かを感じました。
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↑会話の舞台 薪ストーブを囲んで

次は農作業。
鍬を使っての草引き。僕が最近,やたらと草引きばかりしているのは気のせいなのか・・・
草引きはもちろん農業には必要なのですが・・・
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↑畑とイノシシ対策の柵。獣対策が必要なのはどこも共通なようです。


校舎見学等。
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↑歴史を感じます。
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↑心は小学生になった方々もいらっしゃったようです。
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↑鹿肉カレー。小学5年の凌也くんが作ってくれました。鹿肉は地元で取れたものだそうです。


子どもたちとの遊び。
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↑子どもたちと遊んだというよりこどもたちに遊ばれた感がある。
 次の日,筋肉痛になったことは疑う余地がない。

P.S.新宮の空気は本当に澄んでいて,夜空は神秘的!
   オリオン座すら見つけるのが大変なほど,多くの星が見えるんです!
   デジカメでこの夜空を取ろうとしたけれど,どうしてもうまくとれない・・・
   本当に素敵なものは心のカメラでしか撮ることができないものですね~ ^^
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by noko-n | 2011-03-04 22:22 | 雑記 | Comments(1)
日程:2月18~21日
メンバー:渡邉、永井、真鍋(以上農交ネット)、秋田県立大・山形大・東北大・城西大・京大(農交マルシェ)の人たち、そして懐かしの森さん(名古屋で奮闘中)
報告者:永井

この度、はるばる秋田まで行って参りました。開催場所はなんとあの大潟村。日本有数の米どころの大潟村。八郎湖を開拓し、大規模経営を可能にしたかなり特殊な農業地帯の大潟村。農ギャルで有名な大潟村。そんな大潟村で「全国農業系学生フォーラム・大学間交流」に参加してきました。平たく言えば、農業に興味を持った学生が集まって、これからの農業などについて議論するというイベントに参加してきたということです。このイベントの目的は「生産者と加工者の関係を見て、それを消費者として考えよう。また、他大学の人たちと交流して視野を広げよう。」ってなものでした。
おなじみの農交ネッターばかりでなく、知らない人たちと一緒に活動するのは新鮮でした。

18日は朝集合なので前日の寝台列車に乗って行きました。僕は人生初の寝台列車なのでドキドキわくわくでした。
寝台特急日本海↓

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滋賀の北部まで来ると雪が見えてきたんだけど周りが暗く、残念ながら景色を楽しめませんでした。ショック・・・
そんな中、お腹をすかした真鍋が若者好きという秋田のおばちゃんを捕まえてきました。というより、捕まえられたんかな(笑)鳥海山や田沢湖の写真を見せてもらいながらおしゃべり。普通の電車だと人がたくさんいる割に話す機会ないけど、寝台列車はその逆でいいなぁと感じました。一期一会。

それでは本題に移ります。

初日
まずはブルーメッセあきたの花き種苗センターに行ってきました。
みなさん秋田県の花きの出荷量がどれぐらいか知っていますか?1位はもちろん愛知県です。秋田はワースト4位です。気候的に東北地方は花きに向いていなく、東北は全体的に花きの出荷量は少ないです。そんな中で今秋田県は花きに力を入れ始めています。普通ならお金を払って研修を受けるみたいですが、研修生に対して月額7.5万円の給与が出るほどです(どこからそんな金でるんだよと思いつつ)。このことは置いといて、秋田のリンドウ(菊だっけ?)はお隣の岩手より品質の重視したものを生産していて、互いに競い合っているようでした。JA同士が競合している姿が見えました。秋田のは関西にも出荷しているので花屋さんで秋田と岩手のを比べてみてみたいものです。
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次は小玉醸造という醤油や味噌、日本酒を作っている醸造屋さんの見学をしました。醤油、味噌の原料の大豆、日本酒の原料の米は地元秋田のものを作っており、伝統の味を守っていました。個人的に気に入ったのは日本酒の工場見学でした。醪(もろみ)やら酵母やら酒母やら違いを瞬時に判別できないワードが飛び交いよく理f0142721_23544278.jpg解できませんでしたが、日本酒は様々な微生物たちが複雑に作用してできるものだということは分かりました。市販では飲めない発酵途中の日本酒(見た目濁り酒)も試飲させてもらえました。ピリッとしたけどおいしかったです。

そして2日目は待ちに待った農家訪問!
3グループに分かれて(農交ネットの3人はバラバラ)それぞれ別の農家さんのところへ。
僕は芹田さんという米、豆、小麦を生産している農家さんを訪問しました。
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お話の中で特に気になったことは分業化について。農業方面で例を挙げると、農家は大豆を出荷すると、その中の一部は加工業者に渡り、味噌や醤油、納豆などになって消費者に渡る。その過程で他の農家が作ったものと混ざり、結局誰が作ったのか分からなくなってしまう。そこで芹田さんは自分で作ったものを販売したいと、大豆を直接加工業者に持っていき(規模、資本的に加工まで自分ではできないとのこと)、加工費だけ支払い、完成したものを買い戻し、それを自分で販売するという形態をとりました。加工業者と契約するまでも大変で、農家個人を相手にするのは業者からすると面倒らしく交渉がうまくいかなかったみたいです。でも、ただ農業法人化して代表取締役という肩書がついただけで加工業者との交渉はスムーズになったとのことです。なんなんですかね?
渡邉、真鍋の訪問先のことについてはそれぞれ聞いてみてください。
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午後からは農家訪問で学んだこと踏まえてワークショップ!
発表会では農交ネットメンバーが活躍!!・・・してたかな?

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晩御飯は郷土料理の調理体験。メニューはだまこ汁、ワカメ(若いの)、サメの和え物。
シェフのたきさん指導のもと、みんなでワイワイしながら調理していきます。
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サメの和え物にはあの「富士酢」が使われていました!まさかこんなところで出会えるとは。
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だまこ汁のだまことは米をつぶして丸めた団子状のもののことです。

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うん。美味でした。

この日の夜と3日目の午前を利用してフォーラムの準備。
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そして本番。
1部はサークル紹介。キンチョウシテカタコトコトバニナッテシマイマシタ。真鍋は持ち前のプレゼン能力を発揮し、スラスラと説明していました。他大の農業系サークルには、イベントを企画したり、特産品開発したりするものもあり、刺激を受けました。
2部は農家訪問を通じて学んだことや、これからの農業についての発表。「農業は地域社会を支える主体である。」「生産者・消費者間の距離を縮めるために大学生は何をできるのか」「高齢化・後継者不足にまつわる問題」「有機農業ってどうなん?」こんなことが挙がりました。皆さんも一度考えてみてください。内容が濃すぎたので簡単にまとめちゃいました。

この日の夕飯も郷土料理の調理体験 Part.2。
メニューはいぶりがっこ(燻製大根の漬物)などの漬物、はたはた、里芋の素揚げ、ひき肉入りオムレツ(永井命名)などなどたくさん。
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きれいに並べていきます。
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この後は、打ち上げ的な感じで飲みながらたくさん語り合いましたとさ。

4日目は雪まつり中止のため体育館でのレクリエーション+雪遊びに変更。
お昼は石焼鍋。炭で熱した石を使って食材を加熱するという鍋。漁師が捕ってきた魚をすぐに食べられるようにと作られた郷土料理。
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最後は博物館に行き、大潟村について見てきました。僕は思わず大潟村の土木的な工事の方法に魅了されてしまい、村ができるまでの歴史的・政治的背景を見損ねてしまいました。

他大学との交流は自分にとっていい刺激になり、充実した4日間を過ごすことができました。運営委員、参加者のみなさんありがとうございました。
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↑スクリーンに書いてある文字(加工)は主催の薫風・満天フィールド交流塾の名に込められた意味です。
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by noko-n | 2011-02-24 01:17 | 雑記 | Comments(6)
参加者:たくさん。写真参照。

瓢亭で働いていらっしゃる都築さんが、ネッターの生態に興味を示してくださり実現した親睦会。どうせなら普段食べられないものを!!ということですっぽん鍋がふるまわれました。

昼に田鶴さんの自宅にてすっぽんの下ごしらえ。都築さんと後輩の和賀さんが市場で仕入れてきてくださったすっぽん。なんか…かわいい(´ω`) 噛まれたら一大事、とわかってはいても見るだけならキュートなり。
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すっぽんはひっくり返すと首を使って起き上がる性質があるので、そこを見計らって首を掴む。
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首に包丁をいれ首を落としたり、血抜きしたり、甲羅を切ったり、内臓を処理したり、手足を切ったりなんだかんだですっぽんをさばきます。写真は控えます。竹内さんが和賀さんと奮闘!!みごとすっぽんをさばいてくれました。荻原君は始終無口。平気な女性陣を感心しきりでした。

さばいたすっぽんを80度ほどの湯で霜降りし、ぺらぺらした皮をはがします。これがなかなか快感。とても気持ちよくはがれてくれます。この皮をはがさないと食あたりになるそうです。
皮をはがした後。黄色いツブは卵。↓
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そしてたっぷりのお酒と水でスープをとります。
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向井ま宅に移動し田鶴さんの畑でいただいた野菜で鍋。
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買い出しで2回も走ってくださった鶴田さんの眼鏡勲章。
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すっぽんの肉はとてもやわらかく、だしのきいたスープもすごくおいしかったです。肝は早い者勝ち。卵も美味。大学生の身分ですっぽんをいただける日が来るとは!!幸せなり。

ここでわいわい騒いで終わらないのが農交クオリティー。ステージという名のベッドに腰掛け、一人ひとり展望を語ってくださり、普段聞けない話を聞けてとても充実した時間でした。都築さんも、いやぁ~いいね!を連発しとても楽しんでくれた模様。私もとても楽しかったです(^v^)N井さんも酒にのまれることなく比較的大人しくって一安心。
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後日田鶴さんに「肌はスベスベになったか!?」って聞かれたけど寝不足ですっぽん効果はチャラなり(´・ω・`) 2次会で4時まで起きてたらそりゃあね。

(たかい)
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by noko-n | 2011-02-10 21:05 | 雑記 | Comments(4)
こんにちは。
12月4日(土)に北区の雲ヶ畑で「第8回雲ヶ畑森の文化祭」というお祭りが開催されました。
「山仕事サークル杉良太郎」メンバーを中心に開催しているお祭りですが、農交ねっとメンバーにも当日お手伝いをしていただきました。
雲ヶ畑は上賀茂から自転車でたった30分で到着する地域で、鴨川の源流に位置します。
このブログで雲ヶ畑をより身近に感じてもらい、農業地域のみならず林業地域のことも頭の隅で考えていただけたらと思います。

「第8回雲ヶ畑森の文化祭」
日程:12月4日(土)9:30~16:00
場所:北区雲ヶ畑林業総合センター
参加者:西嶋、藤永、神崎、荻原、増田、高見、鶴田
報告者:鶴田

ここが会場の林業センター
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西嶋さん、すみませんブレました(汗
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手作り炭火焼きバームクーヘンを製作中… 完成まで後2時間!!
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屋内の切り絵コーナーの様子。児童館の子供達が大勢で来てくれました。
藤永さん、人気者♪ 
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オオサンショウウオの展示もしました。今やほとんどが中国種との雑種らしいですね。
しかし、雑種といえども天然記念物… 駆除することはできません。
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酒樽の上につるしてあったりする「杉玉」。これって手作りできるんです。
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スマイル¥0
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ピザも作りました。ピザ釜は耐火レンガで組み立てました。
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草木染めもしました。杉で染めると何色になるのでしょうか? 
緑、茶、紫、黄色・・・いや、ピンク色なのです!
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講演会も開催しました。講師は京大卒で鳥取環境大学元教授の「吉村元男先生」。今は北白川に住んでいます。
テーマは「間伐材と天ぷら廃油で、町おこしをしませんか?」 大盛況でした。
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最後に、スタッフ、お客さん、みんな混ざっての集合写真です。
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森の文化祭はこんな様子でした。
来年も開催しそうです。是非遊びに来てくださいね。


つるた
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by noko-n | 2010-12-07 01:54 | 雑記 | Comments(2)
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 ある日鶴田さんから届いたML・・・「京滋有機農業研究会」なる集まりの冬の例会に参加(私の言葉では”潜入”もしくは”潜行”)して参りました。
 今回の例会のテーマは講演会です。京大農学部の出身で「マイファーム」という会社の社長さんであらせられる西辻一真さんが講師です。

 日時:2010年1月23日(土曜日)14時~(多分)19時
 場所:大谷婦人会館(地下鉄五条駅下車すぐ)
 参加者:鶴田さん(農・森林・1回・群馬県高崎市出身)
                     ×
      小牧(京都府立大・3回・京都府与謝郡出身)

「マイファーム」とは、市民農園のあっせん・仲介などの事業を通じて農業を広めることを理念として2007年に設立された会社です。
その究極の目標とは
 
日本から耕作放棄地をなくす

人間本来の「動物らしさ」を取り戻す


ということです。
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この写真の方が、西辻さんです。現在27歳。物腰の柔らかな人でした。ちなみに独身です(講演中2回ばかりアピールされてました。)

西辻さんは福井県出身です。実家の周りにはたくさんの田畑があるのに、年々増えていく耕作放棄地に心を痛めていたとのこと、この思いこそ「原点」なのだと強くおっしゃっていました。

京大に進み、ダイズの機能性成分の研究をされていましたが、将来設計に行き詰まりを感じていた学部4回のとき、農地法を独学で勉強し始めました。その腕前は「日本で10番目に農地法に詳しい」と自負されるほどです!
またこのころ(2004~2006年)は、「ロハス」「スローライフ」がさかんにマスコミで取り上げられる時代でした。それもあって、マイファームを設立しようという運びになったのです。
しかし、何もないところからでは成功しない、とのことで、リクルートの関連会社に就職されます。ここでプレゼンテーション能力や営業のノウハウを習得していくことになります・・・・そして、マイファームを設立し現在に至ります。

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ここで、マイファームが展開する幅広い事業の内、特にユニークなものを紹介します。
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その名も   畑DE婚活  ※詳細は割愛します、念のため。

このとき私の脳裏に反射的に下の写真の方がよぎったのは、単なる偶然でしょうか。
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右から2番目のセンスを持った人です。

さて、講演会も終盤戦、マイファームの未来について語ってもらいました。
「個人農民が日本農業を支える時代が来る」と本気で考えていらっしゃいます。その実現に向けて、個人農民の育成・指導・派遣の拠点を集約する「人材バンク」の設立に現在尽力されています。
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また、「棚田オーナー制度」を大胆にアレンジする構想もあり、すでに複数のプロジェクトが始動しています。

そして、講演会は終わりました。引き続きの質疑応答コーナーでも、参加者からの突っ込んだ質問が飛び出す中、一つ一つ丁寧に応対される西辻さんの誠実さが印象的でした。
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このあとは、京都駅近くの居酒屋で懇親会が行われました。京都駅前は「社会人の飲み会エリア」であることをひしひしと実感しました。「ももじろう」「いっぱいいっぱい」のような居酒屋ではありませんでした・・・

ここで、西辻さんのお話の中で特に印象に残ったものを取り上げてみます。
「理想の国はキューバです。」(だって経済制裁されても国は守られてますから)
「東京は大嫌い。みんなカネの手のひらの上で踊らされているだけ。」
「株取引とねずみ講は紙一重。」
「私は草食男子に見られがちですが、思いっきり肉食男子です。」
(そういえば鶴田さん、鶴田さんはどっちなんでしょうか?)
のようなものから、真剣(?)な話では・・・
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「感性と自由な発想力と行動力、これは若さの特権である。」
「経営者たるもの、自分が引退しても永続するような運営を目指すべきだ。」
「メディアにのらされるより、メディアをのせることを目指そう。」
「常識を疑うこと、常識にクサビを打ち込むことを恐れてはならない。」
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今回参加して、将来のヒントになることがたくさん見つかりました。もちろん納得できない部分もありますが、「個人農民が日本を支える」時代が到来すれば、ほんとにこの国は変わるのだろうと私まで思えてきました。
なにも「ブランド化」する必要などないのです。私たちの祖先がたどってきた道を再確認し、そのよさを取り入れ、現代流にアレンジメントをする。不確かな現代だからこそ、この流儀は説得力をもつのでしょう。

(こまき)
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by noko-n | 2010-02-06 16:10 | 雑記 | Comments(4)