農業交流ネットワークの日々の活動内容について綴っていきます。


by noko-n

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-沖縄・東村訪問-

まず、香川さんへ。
直志さん、元気です!!
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3月18~24日
メンバー:小林さん(3)、永井(1)、鶴田(1)

↓沖縄のシンボル(?)ガジュマル
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↓直志さんのハウス
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まず、東村(ひがしそん)とは、沖縄本島の北東部分にあたります。
那覇空港から、バスで3~4時間かかります。


先輩方から色々噂に聞いていた沖縄東村。
ついに行ってきました!!
15~18日まで違うメンバーと沖縄観光をし、その後、単独で東村へ向かいました。
そう、18~20までは一人なのです!
電話で話した直志さんは恐そうだし、あぁ、心細い…

まぁ、そんな心配も沖縄の太陽の下をバスで走っているうちに自然と解消されました。
沖縄人がこんなに前向きなのはこの太陽の影響ですね。
間違いない♪

さて、そんなこと言ってるうちにバス停につき、直志さんに迎えにきていただき、早速宴会場へ。
宴会場でおどおどしていたら、料理長げんさんが優しく席に案内してくれました。
↓宴会場inハウス
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泡盛をストレートで飲みながら焼いてもらった豚肉をほおばっていると、どんどんおっちゃん達がやってきました。
「京大の学生⇒直子さん」という関係で、直子さんの話で盛り上がりました^-^
直子さんは噂以上のアイドルでした。

因みに、直志さんは直子さんの(沖縄の)父親で、先ほどのげんさんは、直子ファンクラブ会長です。
最近、会長の座を狙ってるおっちゃんががいるとかいないとか…

直志さんのポリシーは「来るもの拒まず去るもの追わず」
ただ、その分やってくる人が多く、3回程行かないと名前と顔が一致しないそうです。。。
因みに僕は「鶴田浩二」の鶴田で覚えてもらいました。
※鶴田浩二…1924-1987 俳優、歌手。


作業の方は主に、ハウス作り・花卉栽培(直志さん)、観葉植物の植え付(親泊さん・金城さん)、観葉植物の破棄・かぼちゃ畑の整備(石原さん)でした。
簡単に写真で紹介します。
↓これからハウス建築をする畑(担当:直志さん)
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↓カンガルーポー ※ポーはなんとか語で足という意味。 花の形がカンガルーの足に見えますか?
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↓うまく育たなかった観葉植物を破棄している様子。(担当:石原さん)
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観葉植物(今回は特にコンシンネ)は出荷できるようになるまで3年ぐらいかかります。
そして、今回はその愛情こめて育てた木を200鉢くらい破棄しました。
非常に精神的につらい作業です。。。
でも、作業は楽しまなきゃだめだ、というお言葉をいただき、
↓こんな感じで笑顔で楽しく作業させてもらいました。
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観葉植物の出荷までを簡単に説明すると、
①畑で挿し木をして育てる。
②程良く成長したら、枝を切る。(そこからさらに3~5の枝が出てくる。)
③程良く枝が育ったらひもで曲げる。(曲げるものを『曲げ』、曲げないものを『ストレート』という。)
④木を掘り起こし、根を切り、鉢に植える。
⑤枝を切る
⑥成長する
⑦出荷

この、「程良く」が難しく、機を逃すと上手く次の枝が出てこずに失敗作となってしまいます。
後、この業界はリーマンショックで大打撃を受け、まだ回復していません。
そこで、多くの観葉植物の農家さんはかぼちゃも作り、収入を補っています。

石原さんには、作業後、マングローブで有名な東村慶佐次(げさし)に連れて行ってもらいました。オヒルギ・メヒルギなどのマングローブの他、シオマネキなど、干潟の生き物に出会えました。予約すればカヌーにも乗れるそうです! 乗りたい!!
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今回は一週間にも満たない短い滞在で、やっと馴染んできたあたりで終わってしまいました。
今度は夏に長期滞在して、農業はもちろん、沖縄、東村の魅力をもっと感じれるよう、カヌーに乗ることを始め、色々なこともしてみたいです。
後、是非、アイドルの直子さんと一緒に来てみたいです笑


↓自主休憩の様子。
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↓宿舎(農家さんたちの共同施設)
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↓先輩たちの旅の記録。
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<おまけ>
↓東村に来る前に訪れた、辺野古テント村
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                               (T)
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by noko-n | 2010-03-29 23:15 | 沖縄 | Comments(1)

「しょっつる」工場見学

こんにちは。
報告が遅くなりましたが、2月24日の「しょっつる工場見学」の報告をします。
メンバーは、森さん(農2)・鶴田(農1)と、他3名(東京農大、農工大、秋田県立大)です。
きっかけは、2月19~23日までの農業交流合宿(秋田県立大主催)の料理中でした。
「つるた君、この‘しょっつる’っていう醤油、うまくない?」
「いやぁ、これは独特ですね。森さん、これうまいっすわぁ。諸井醸造ですって。」
「電話番号書いてあるよ。ちょっと工場見学させてもらおうよ。電話しよっか。」
「あ、いいですねぇ。」
「じゃあ、つるた君がして。」
「えっっ、俺っすかっ」

っという感じで電話してみたところ、
「普段は断わってるけど、今回は特別に30分だけ見せてあげるよ」と言っていただけました。

合宿終了後、郷土料理体験でお世話になった農家さん宅に一泊させていただき、いざ、しょっつる工場へ。

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「しょっつる」とは、「はたはた」から作った「魚醤」のことです。
「魚醤」とは、タイのナンプラーのように、魚を原料に作った醤油です。
「醤油」っというと、普段使っている大豆を原料にした調味料しか思いつきませんが、これはかつては「穀醤」と呼ばれていたそうです。そう、醤油には種類があったのです!!

まぁ、それはさておき、魚醤の一般的な作り方を簡単に紹介します。
魚を塩とともに漬け込み、放置…
すると、魚自身の内臓の消化酵素により発酵がすすみ、魚の体全体が溶け…魚醤の完成です。

諸井醸造では、漁師から直接購入したはたはたを4t樽一杯に詰め、天日塩とともに漬け込み、少なくとも3年間は待ちます。その間、温度などの発酵環境には細心の注意を払うそうですが、他には何もせず、自然の力に任せるそうです。

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今回僕らに説明して下さったのは、諸井醸造社長の諸井秀樹さんでした。
はたはたは秋田県の県魚ですが、一時期乱獲などで、漁獲量がたいへん落ちた時期がありました。
この時、地元の漁師達は、自主的に2年の禁漁をしました。漁師が自主的に禁漁をした事例なんて、世界的に例をみないものです。このように漁師が守ったはたはた。諸井社長は「しょっつる」という伝統調味料を残す使命を強く感じておられました。
しかし、一方で「残す」という消極的な態度では駄目だ、としょっつるを取り込んだ料理を地域に広めたり、スローフード活動に積極的に参加したりしているそうです。
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今回は、30分ということだったにも関わらず、2時間もお話させていただきました。均一商品が全国を支配したらつまらない。この味は是非とも後世に残したい。その価値は十分にある。地域の味を後世へ受け継ぐために力をつくす。
見た目はクールで、心は熱いかっこいい方でした。
僕もこんな熱い心を持った大人になりたいです。


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↑男鹿名物、ゴジラ岩
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by noko-n | 2010-03-27 03:40 | 日本全国の農家さん | Comments(0)