農業交流ネットワークの日々の活動内容について綴っていきます。


by noko-n

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新年あけましておめでとうございます。

今年も農交ネットをよろしくお願いします!


「ん?誰やねん!」

そんな声が聞こえてきそうですね。


ご無沙汰しております、2回生の阿部なですJ

幹事の職を終え、今季からは会長として農交ネットとともに歩んでゆくことになりました。

今年はどんなことしようかな、そんな気持ちで年始からわくわくしっぱなしです!


さてさて、前向きな姿勢もいいところですが、今回は去年の暮れの活動報告。京都の南丹市にお住いの芦田さんに会いに行ってきました。早速いっていみましょう!


日時:1229()

参加者:阿部な(2)、平田(2)

報告者:阿部



『今年最後の作業行くぞー!』


と、早々と連絡を取り意気揚々とお訪ねした芦田さん家。


しかし、、、

「ごめんねー、作業ないのよ…」

と、孝子さん。


そうですよね、さすがに年末だもの…。

でも、何もせずこのまま帰るわけにはいかん!

何かしたいな、できないかなと悩んでいるその時に、喜之さんがこんな一言を。


「門松作ってみるか?」


ということで、今回の作業は門松づくりを行ったのでした。





ところでみなさん。


門松って、お正月の時期になったら聞いたり見かけたりするけれど、その由来やいわれについてはあまり気にしたことがないのでは?


簡単にご説明いたしましょう。



門松は元来、五穀豊穣や家族の健康を守る年神様(ご先祖様でもあります)を各家庭でお迎えするための目印として飾られてきました。

最初のルーツは常盤木(ときわぎ)、すなわち常緑樹を玄関先に飾ったことにあるようです。常緑樹には神様が宿ると言われてきたのだとか。


それが、次第に松が使われるようになります。

その理由としては、松には「祀る」という言葉と縁があるだけでなく、古来中国で生命力や不老長寿、繁栄の象徴とされており、日本でもその意味を重んじていたためだと言えそうです。今では松だけでなく、縁起のいい「松・竹・梅」がメインの材料として使われています。が、地域によっては楠や榊、杉を使う地域もあるそう。地元の門松を改めて眺めてみると面白いかもしれませんね。



で、いよいよ門松作り開始。

喜之さんが近くの山から採ってきてくれていた竹をのこで切ります。

竹って硬そうなイメージですが、意外とするする切れてしまうのです。(私でも切れた!)

コツは歯を大きく使って、のこを引くこと。押すと切れるのは外国のものなのだとか。


切った断面がこちら。


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節の底に白いもの、見えますよね?


これは竹の油なのだそう。

私には意外だったのですが、竹は油分が豊富な植物だそうです。加工品に使うときには見た目や耐久性をよくするために油抜きという工程を経るのだとか。

ちなみに、新鮮な竹を切ると水がぶしゃっと飛び出してくるそう!こちらは平田くん談。


あとは飾りに使う植物たちの採集。


松、梅、南天、ウラジロ、ゆずりは…。

聞いたことある植物も、聞いたことない植物も、裏山や道端、庭など至る所に存在していました。


そしてこちらはゆずりは。


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3人であちこち歩き回ってものを探すなんて、宝探しみたいで、童心に帰ったような心地になりました(..)


同時に、ひとつひとつにちゃんと意味を見出して、年に一回山や野原、身の回りの自然からいただく―


その行為を真似ているうちに、先人たちの想いの一端に触れたような気がして、なんだか嬉しくなりました。


そんなこんなで材料が揃ったところで最後の仕上げ!


あたかも花を生けるかのように、竹の筒に草花たちを挿していきます。

近くで見て、遠くから見て、バランスを取りながらオリジナルの門松を作ってゆきます。

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しかし、ここで悪戦苦闘。


喜之さんに「君らにはセンスってものがないんか~」と言われてしまう始末…。とほほ。


屋外の寒さに耐えながらもくもくもく。

そうしてできた作品がこちら!


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なかなかいい感じ??


最後には孝子さんに褒めていただけました(^^*)


ちなみに再び豆知識。


こちらの写真。


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竹が笑っているように見えませんか?



これね、わざとなんです。



この斜めのカットは、水平に切る寸胴に対してそぎ切りと言われます。

「笑う門には福来る」ということわざにちなんで、切る場所を工夫してこんな顔を作ります。



じーっと見ていたら…なんだか笑い声が聞こえてきそう()

どうやら家康と武田信玄のエピソードが背景にあるようです。気になる人は調べてみると楽しいかもですね!



うんちくが長い報告になってしまいましたが、この辺でまとめ。



普段と違う作業を通して、ものづくりや民俗文化のおもしろさをひしひしと味わった一日でした。

聞いた話だけでなく、後からも調べてみたいことばかりでとても勉強になりました:)




最後に、印象に残った喜之さんの言葉をひとつ。



「神様をお迎えするものなんやから、雑に作ったらあかん。

ちゃんと、『よりよい一年になりますように』って心込めて作らないかんよ!」



普段の追われる日々では忘れがちな「目的」や「意味」ですが、

ふと立ち止まって振り返ってみて、作業一つ一つにももっと想いを込めたいものですね。



年末のお忙しいところ、貴重な経験をありがとうございました♩

おかげさまで2015年をよい形で締めくくることができました。

2016年もまたお邪魔します!


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by noko-n | 2016-01-02 21:32 | 京都の農家さん | Comments(0)

すぐき片付け!

こんにちは、1回生の藤原です。2016年もよろしくお願いします。
人生初、実家ではなく京都に残留して年を越していました。京都のスーパーは1月5日まで閉まっているところもあり、非常に衝撃を受けています。


下の記事がすぐきの早朝見学会でしたが、その後12月18日まで皮むき作業は毎日続き、作業場は大盛況だったようです。僕も3回参加させていただきました。

今日は12月26日のすぐきの片づけ@大石さん宅 の報告をしたいと思います。

【日程】12月26日(土)
【参加者】永井(OB)、田窪(農M1)、川松(農4)、荒川(農3)、田中(農3)、山崎(農3)、吉澤(工3)、平田(工2)、杉本(阪大1)、藤原(経済1)
【報告者】藤原

改めて説明すると、すぐきはカブの一種。大きさ的にはカブと大根の間くらいです。すぐき漬けは京都3大漬け物の一つになっています。くわしいことは以前のブログに書いてくれてます。
すぐきの作業場作り
11/28 すぐきの早朝見学会
特に作業場作りの記事を読んでからこの記事を見ていただくと理解しやすいと思います

こまごまといろいろな作業をやりました。
午前中はすぐきを漬けるために使っていた石のひもを外す作業や、机木を洗う作業を行いました。
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なんとお昼は豪華な鍋でした(^O^)/お腹いっぱい食べました。ごちそうさまでした(#^.^#)

作業は昼も続いて
“ころし”を洗う作業(むきたてのすぐきを入れる大樽のことです。塩漬けにするから「殺す」なのだとか?)
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すぐきの臭いが強烈な袋洗い
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いつも賑わっていた作業場の清掃
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そして皆で今シーズン最後の出荷の準備を行いました。
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帰りにはすぐき漬けをいただくことができました。実家に帰るときに持って帰って食べたいと思います


2015年1年間、農交ネットとして田鶴さんには本当にお世話になりました。ありがとうございました。
新年早々、すぐきお疲れ様会があるそうなので、とても楽しみです(^_^;)
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by noko-n | 2016-01-01 13:19 | 京都の農家さん | Comments(0)